ビデオチャットのための Bluetooth ヘッドホンを購入しました
ビデオチャットのための Bluetooth ヘッドホンを購入しました
在宅勤務のはじまりとビデオチャット
新型コロナウイルスが猛威を振るなか、
私の所属する会社でも例に漏れず在宅勤務がスタートしました。
そして在宅勤務に不可欠なのがビデオチャット。
ノートパソコンにはだいたい埋め込みのカメラとマイクがあるので、
とくに何も用意せずにはじめることができます。
ただ画面の向こうを見ると、
同僚や上司の頭には立派なゲーミングヘッドセット(ゲーマーの同僚が多い!)。
声が鮮明に聞こえるので、こちらもヘッドセットを用意したほうが良いかと思うようになりました。
ヘッドセット選び
とはいえゲーミングヘッドセットは、
まともそうなものを探すと結構な出費になりそうです。
そんな中「Sonyのピンマイクなら2000円で買えるよ」という別の同僚の声に、
1万円前後のヘッドセットを買う気をゴリゴリと削られてしまいました。
さて、どうするか。 ただビデオ会議するだけのために、あまりお金をかけても仕方がありません。
他の用途にも使えそうな Bluetooth ヘッドホンを買うことにしました。
有線のヘッドホンは持ってますし、
Bluetooth 接続のものは着信を受けるためにマイクがついています。
無線だと音を期待することもないので、一番安いもので十分です。
※ mac はハイレゾの Bluetooth 通信に対応していない / AACで必要十分
Sony WH-CH510
そして買ったのがこちら。
ソニー SONY ワイヤレスヘッドホン WH-CH510 : bluetooth / AAC対応 / 最大35時間連続再生 2019年モデル ホワイト WH-CH510 W
- 発売日: 2019/10/05
- メディア: エレクトロニクス
実売4,000円と安く、デザインもすっきりしています。
可動部分や異素材の切換部に段差がないのも、エアロロードみたいでいいですね。
装着感もよく、各種ボタンも押しやすく操作性もよかったです。
音質聞き比べ
いつも使っている Sony MDR-10RC と比べてみました。
中価格帯ですが、私の耳には十分な音質を提供してくれるヘッドホンです。
MDR-10RC では柔らかく広がりのあった曲が、
WH-CH510 ではすこしゴワゴワとした手触りの音になり、音域の狭さを感じます。
とはいえ耐えがたいほどの音質低下があるわけでもなく、ながら聞きには十分です。
Bluetooth ヘッドホンのデメリット
買うまで気付いていなかったのですが、
AACはリスニング用のコーデックなのでマイクは使えません。
通話時はSBCに切り替わるので、通話音声向けの音質に変化します。
- SBC ... 通話に特化した低遅延の音声圧縮技術。音楽には合わない。
- AAC ... 幅広い用途で使われる、MP3よりも高圧縮な音楽・動画音声用圧縮技術
ビデオチャットを繋ぐと自動的に通話状態に切り替わるのは良いですが、
作業用チャットルームでマイクオフにしている時も「通話時」のモードになります。
これでバックグラウンドで音楽をながしたくても聴ける音質ではありません。
これは、システム環境設定で「内蔵マイク」に切り替える事で解決しました。
コーデックが自動的にAACに切り替わり、音楽を楽しめる音質に戻ります。
Web会議するときだけヘッドホンのマイクに切り替えればいいのですが、
簡単に切り替えられるアプリがあればいいですね。探すか、作るか。
Bluetooth ヘッドホンのメリット
わかりきったことではありますが、
ケーブルの煩わしさがないのがとてもいいです。
いまどき Bluetooth 接続は安定していますし、
マイクも自動的に有効になるので「繋がらない」で困る事はありませんでした。
最近はフルワイヤレスイヤホンが流行ですが、
耳に入れるイヤホンより、ヘッドホンのほうが耳が楽な感じがします。
仕事中に使うものなので、なるべくストレスのないものがいいですね。
音質もそんなに悪くなかったので、月曜からたっぷり使って楽しもうと思います!